忠犬物語「老犬神社」

老犬神社は秋田県大館市の鹿角市との境界に近く、国道から外れた静かな田園地帯にある森の中にある神社です。
神社には「シロ」という忠犬の物語が残っており、そこに登場する「シロ」が祀られており、この物語は実話であるとされ、物語に登場する狩猟免状などが今も残されています。
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東北自動車道十和田IC下車、大館市方面に国道103号を約8㎞進むと葛原バイパス沿いの信号機のある交差点沿いに老犬神社の立て看板が見え、そこを右折すると写真中央前方の山腹に神社があります。
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田園沿いの狭い道路を約5分位進むと10台ほど駐車できるところに到着。
目の前には老犬神社の由来の看板があり、ここから180メートル参道を行きます。
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草木が生い茂った山の中を、約10分ほどひたすら歩いていきます。
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階段を上り本堂入口に「中へご自由にお入りください」と書かれていたので中に入って見学してみる事に。
社殿は昭和11年7月18日未明の火災で1度焼失してしまいましたが、その後改築して現在に至っています。
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本堂に入ると参拝記念スタンプと記帳ノートがあり、ノートには本日の記帳者がいました。
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老犬神社の由来
江戸時代の中頃、南部領草木(現在の鹿角市草城か)に定六という又鬼(猟師)がいた。
この先祖は、源頼朝の富士の巻狩りの際、目覚しい働きによって全国通用の子孫永久又鬼免状巻物を頼朝公より拝領し、代々相伝している家柄であった。
その定六が、ある雪の朝、カモシカを近くの山で見つけ追いかけているうちにいつの間にか三戸城内まで入り込んでしまった。
不運にも定六は、その時巻物を身につけていなかったので、囚われの身となってしまった。
その時、猟の供をしていた犬が、もと来た道を引き返し引き返し、家にあった巻物を口にくわえ、飛ぶようにして三戸城内に戻ったが、定六はすでに処刑されていた。
定六の死後、妻は犬を連れて秋田領十二所館近くの葛原部落に移り住んだが、犬はその後、食を採らず、定六のあとを追って死んだ。
村人はその忠義の心に感じ、現在地に葬り祭った。

以上が神社にある説明文です。
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周りを見てみると、「シロ」の絵や子供たちが書いた壁新聞などが飾られていました。
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老犬神社の悲しい物語はシロもハチ公に並んで忠義心の強い犬ということを知るとともに、シロの無念な想いを痛感しました。

老犬神社例大祭は国土の天変地異を鎮め、五穀豊穣、家内安全、交通安全等を祈願するため、老犬神社では毎年例大祭が行われ、「本宮祭」は一般のかたも見学できます。
宵宮祭 ・・・ 4月16日 午後6時より
本宮祭 ・・・ 4月17日 午前11時より

住所 〒018-5606  秋田県大館市十二所葛原 
交通アクセス JR花輪線沢尻駅から徒歩で30分 

さて、見学場所を移動します。
秋田犬博物室
秋田犬の歴史から生態系まで詳しく学ぶことができます。
写真は秋田犬博物室(後方の建物)とハチ公像。
渋谷駅頭で九年十ヵ月、主人を待ち続けたハチ公、のち国内外に知られ有名となり、昭和十年(1935)に銅像になった。
しかし昭和二十年(1945)の春、戦争により国の金属回収令のため銅像は撤収され、台座のみ残された。
ここに六十年の歳月を経て、その台座にハチ公晩年の面影を偲ぶ「望郷のハチ公」像を建立する。
望郷のハチ公像を建立する会(平成十六年十月十日)
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一階入り口に忠犬ハチ公像がお迎え、展示室は二階で入館料もそこで支払います。
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古代狩猟パノラマで熊を秋田犬とともにマタギが追いつめている所です。
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大館地方の旧家の一室でワンちゃんは熊の毛皮に座り、飼い主はゴザに座っているのが思わず顔がほろこびました。
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マタギ部落と狩猟に使ったマタギの道具が展示
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在りし日のハチ公の写真
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草土文化社よりふるさとの民話シリーズ第二巻として発刊された民話絵本「犬ぼえの森」の原画で、能代市在中の画家・宮腰喜久治氏より寄贈されたものだそうです。
話は、古くから鹿角地方に伝わるマタギの佐田六と愛犬シロの伝説を、児童向けに再創作したものです。
主人の死を悲しんでシロが遠ぼえをした山は現在も「犬ぼえの森」と呼ばれており、大館市葛原の老犬神社は、この愛犬シロを祭っています。
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展示内容は
秋田杉の照明カラー写真、古代狩猟パノラマ、庭で遊ぶ秋田三鶏、大館地方の旧家の一室、秋田犬の故郷大館市のなりたち、秋田犬保存会の年譜、マタギの部落とその道具、秋田犬使役の変遷、忠犬ハチ公、老犬神社の由来など多数展示。
秋田犬会館
住所 〒0170-0897 秋田県大館市三ノ丸
電車の場合は
奥羽線東大館駅を出て、市役所方面へ約徒歩15分
自動車の場合
秋田自動車道大館北インターチェンジから3.7km、敷地内駐車場5台
道路挟んで向かい側に大きな駐車スペース有
周辺ガイド
桂城公園
焼け落ちた城の跡は桂城公園として整備され、城跡の面影はほとんど残っていません。
公園内には桜の木が植えられ、公園の南側には、唯一城跡だった面影を残す堀があり、堀の南側(外側)には大館市役所が建っており、郵便ポストには何故か秋田犬の像が面白い。
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東側には市民体育館・武道館などが建ち並び、西側には国道7号線が通り、マンホールのふたにもやはりワンちゃんの絵が。
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さて、今度は大館駅のハチ公像を見に。

初代銅像は1935年に完成しましたが、戦時中の1944年に金属類回収令により供出されてしまいました。
主をなくした台座は、秋田犬会館前の「望郷のハチ公像」の台座となり今も残されております。
1987年に現在の二代目銅像が完成し、その除幕式の際にはハチ公のはく製との対面を果たしました。
若いころのハチ公がモデルとなっていて、両耳がピンと立っています。
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これは秋田犬の銅像です。
余談ですが、その後方のお店で比内地鶏の親子丼をいただきました。
お肉もお米も最高に美味しいでした。
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秋田犬ふれあい処(あきたいぬふれあいどころ)
平成29年8月10日にJR大館駅敷地内に、秋田犬ふれあい隊の活動拠点秋田犬ふれあい隊の活動拠点「秋田犬ふれあい処」があります。
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秋田犬ふれあい処では、「飛鳥」または「あこ」のどちらか一頭とふれあえます。
今日は「あこ」がいました。
なんともかわいい顔ですが、昼休み時間だそうで見るからに眠そうでした。
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住所:秋田県大館市御成町1丁目3-1(JR大館駅敷地内)
営業時間:9時~15時30分
定休日:毎週月曜・木曜、年末年始(12月31日・1月1日)

月日:8月19日
天候:曇

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